カタツムリ展スタートまで、あと15日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

展覧会チラシ(PDF)のダウンロードはここから↓
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf


「カタツムリを食べる!」
と言ったら、あなたならどう思いますか?

「ゲッ〜」って思う人。
「あれか〜」ってピンとくる人。 
「むかし食わされた…」と古き時代を思い出す人。

いろいろあるかと思います。


まずはピンときた人が思い浮かべたのはコレでしょう!
▲柳田國男の著作の並んだ本棚の前にたたずむ・・・

そうです、フランス名物エスカルゴざんす!
おフランスでは、おカタツムリを食べるざんすよ。

フランスというだけで「イヤミ」口調になってしまうと年齢がバレてしまいますねww

本家エスカルゴはリンゴマイマイというカタツムリだそうで、今回の展示のために缶詰(殻つき)を購入してみました。
お味のほうは試していないので、コメントできません。
展示が無事終了したらご報告しますね。


次に、「むかし食わされた」という方は、二通りいらっしゃいます。

一つは、
かつて「肺の病に効く薬」として、カタツムリやナメクジが食べられていたことがありました。

はるか彼方の記憶を手繰り寄せてみますと、明治生まれの私の祖父は喘息持ちだったために、庭でみつけたナメクジを生きたまま水でのみこんだり*1 カタツムリを焚き火であぶって食べていたことを思い出します。
たぶん昭和40年台後半の頃の記憶。京都府北部でのこと。

あと昭和19年生まれの長野県南部の方も、「子供の頃、喘息の薬だと焼いたカタツムリを食べさせられて、とてもイヤだった」とおっしゃってました。

*1カタツムリやナメクジには広東住血線虫という寄生虫が寄生している場合があり、それが人間の体内にはいると場合によっては死を含めた重篤化することがあります。多くは生食によって感染するようなので、ナメクジやカタツムリの生食は大変危険です。もちろん食べなくても触ったあともよく手を洗うことが大切です。


もう一つは、戦時中「子どものおやつとしてカタツムリを食べた」という事例。

昭和6年生まれの長野県南部の方にうかがいました。
「オトナは食べなかったと思う」とおっしゃっていたし、その話を聞いていた昭和十年代生まれの方々は「そんなの初めて聞いた」と言われてたので、かなり地域・時期限定の稀な事例だったのかもしれません。

ただし、貝は貝でもこちらの貝は、現在でも飯田周辺では好んで食されます。

タニシです。一輪車の中は全てタニシ! 
もちろん食べるため!!

この地域では「ツボ」と呼ばれ、泥を吐かせたあと味噌汁に入れたり醤油で煮たりして食べます。
私も何度か食べていますが、とても美味しいです。
妊婦が食べると目の大きい子が生まれる、という言い伝えも聞いたことがあります。

ツウになると、体内にいる稚貝(胎卵生ゆえ)ごと食べて、
「この殻のシャリシャリ感がたまらん」などと言われます。
これは私にはちょっと同意できない意見でした。

この手の民俗学的生物多様性の話は、書きだすとキリがないので、これくらいにしておきますね。


さて、みなさんはカタツムリ食べられますか?
それとも…。

(四方圭一郎)
2013.06.14 Friday | - | trackbacks(0)
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