環境権の視点からみた自然保護・環境保護について

12月11日(土)、自然講座「環境権の視点からみた自然保護・環境保護について」の講演がありました。

環境保護裁判に長年関わられてきた飯田出身の弁護士、関島保雄さんを講師にお招きし、全国各地の公害や自然保護、景観保護の裁判の状況を紹介しながら、「環境権」についての講座をしていただきました。


環境権 環境保護 環境裁判 関島保雄 

講演項目は以下のとおりです。


<講演項目>


1 東京で環境保護にかかわるようになった動機
  
   ・野川の流域の自然保護と河川行政

2 環境保護の法的対応

   ・民事訴訟と行政訴訟による法的対処の仕組みについて

3 公害裁判の歴史と発展

   ・4大公害裁判から環境保護の裁判へ

4 横田基地騒音裁判の取り組み

5 圏央道による高尾山の自然破壊阻止の為の裁判

6 環境権と環境保護を巡る日本の裁判の現状
 
   ・川辺川ダム裁判、諫早湾干拓事業による有明海漁業被害裁判、鞆の浦景観裁判、
    泡瀬干潟裁判、八ツ場ダム裁判など公共事業と環境保護について
  
7 リニアモーターカーの建設で赤石山脈や伊那谷の自然環境は大丈夫か?



約50名の聴講者で、会場(2階講堂)はほぼ満席。
講演後も活発な質疑応答で、飯田市でのリニアモーターカーの建設に伴う環境破壊に対する懸念や環境裁判についての質問など、聴講者の熱い想いが伝わってきました。

移動時間を短縮する速達性、利便性の向上やそれに伴う経済効果の裏側には、環境破壊や経済的ダメージを受ける被害者が存在するということを忘れてはならない、と思いました。

難しそうな裁判のお話をわかりやすく説明していただき、よかったと思います。




さて、次回の自然講座は、「八ヶ岳におけるシカの食害」です。

八ヶ岳のシカの被害の状況や対策の様子など現場の様子を紹介します。

講  師: 元島 清人さん(林野庁中部森林管理局)
日  時: 1月15日(土) 午後1時30分〜3時30分
場  所: 飯田市美術博物館2階 講堂

※聴講無料、申し込み不要です。みなさまのご参加をお待ちしております。




2010.12.11 Saturday | - | trackbacks(0)
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