環境講座「内モンゴルの砂漠化も私たちの環境問題」

 今日は、環境講座「内モンゴルの砂漠化も私たちの環境問題―7回の植林活動を終えて―」という題でNPO法人『草原の嵐』副理事長を務め、飯田市議会議員でもある牛山満智子さんが講演して下さいました。

 まず、内モンゴルへ興味を持った由来や内モンゴルの現状をご説明されてから、内モンゴルの病院へ医療機器を送る運動の経緯についてお話していただきました。
続いて内モンゴルの地形、気候、地下水の話、そして現在は原生植生は既に破壊され、今あるのは人口植林だけという実態。気候は乾燥し土壌はやせて風が強く砂地で植生層が非常に薄いということを写真を見ながら説明してくださいました。






講座の後は、なんと内モンゴル出身で飯田市在住の佐々木ハスゲレルさんがモンゴルの楽器ヤタグの演奏と歌を披露してくださいました。
ヤタグは、日本の琴によく似た形をしています。斜めに構え一方の端を床で支えて安定させて演奏します。



歌詞は、モンゴルの草原で寒がる自分の子に服を脱いで着せ、それでも寒がるので今度は自分の長い髪の毛を抜いて子どもをくるみ、次の日の朝、お陰で子どもは助かったが母親は亡くなっていたという実話をもとに、子が母を慕って歌った詩だと聞き、涙が出そうになりました。



そして、本物のモンゴルの狼の毛皮を持ってきてくださいました。


↑左が講演をしてくださった牛山満智子さん、右が佐々木ハスゲレルさんです。


狼を殺しすぎると、草原の生態バランスが壊れてしまうそうです。
仕留めたオオカミは、市場などで売ることも出来るため、狼狩りをやりすぎて狼の数が減少していることがわかったので、モンゴル国自然環境省の特別条例で狼は禁猟となったそうです。

 
 今日は、いろいろと奥が深いお話を聞くことが出来て、さらには民族衣装や伝統音楽まで鑑賞できてよかったと思います。

 こういう国際的な視野で活動されている方が飯田にいらっしゃるということをみなさんにご紹介することが出来てよかったと思いました。




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展示期間は2月12日(土)から3月6日(日)まで。
みなさまのお越しをお待ちしております。


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2011.02.19 Saturday | イベントレポートtrackbacks(0)
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