「地域の自然遺産をまもる」

4月24日(日)、伊那谷研究団体協議会総会記念講演会「地域の自然遺産をまもる」講演会が開催されました。





講演者は、当館専門研究員の蛭間 啓(ひるま あきら)です。

自然遺産は世界の中だけの話ではなく、地域にも存在するということを強調され、地域の自然遺産とは、(私信ですが、と前置きされてから)、開発を規制できる保護の網をかけ、公益的資産として持続的に運用する地域と定義。

公益的資産として持続的に運用する地域
      ・希少な動植物が集中して分布する地域(景観)
      ・伝統的農村景観が維持されている地域
      ・ジオパークと呼べる地域(景観)
 
として紹介されました。

お話の内容は、自然保護と生物多様性の保全はなぜ必要なのか?在来の生き物(希少植物など)の保全はなぜ必要なのか?希少植物の何を守る必要があるのだろうか?希少価値をどのようにあつかえばいいのか?地域自然遺産(保護区)設定のすすめ、などをわかりやすく簡潔にまとめてお話されました。

地域の自然遺産が開発や人手不足で消滅してしまう前にしっかりと保護の網をかけて守るため、飯田下伊那地域で活動している団体(南信州植物・植生調査会など)や運動を紹介されました。



約一時間の講演のあとは、活発な質疑応答がありました。

将来のためにいまできること、いましておかないといけないことは何か?を考えさせられました。





2011.04.24 Sunday | イベントレポートtrackbacks(0)
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