カタツムリ展スタートまで、あと22日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

展覧会チラシ(PDF)のダウンロードはここから↓
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf


展示期間中に読み聞かせする写真絵本が、とりあえず完成しました!

16ページの絵本で、幼児向け。
今のところ、世界に1冊しかないのが、自慢です! エヘン。

来週、保育園でお話しする機会がありますので、さっそく披露してみたい思います。
子どもたちの反応をみて、内容は修正していく予定。


ストーリーはまだヒミツですが、使っている写真を一つだけ紹介しましょう!

自分のウンチに足をのせて、どうだ!って顔してると思いませんか?
サッカー選手がボールを足で押さえているようにも見えます。

こんな面白い表情をするカタツムリの写真をみていると、
ファインダーをのぞいている自分自身が、一番夢中になっていることに、あらためて気づかされます。


(四方圭一郎)
2013.06.07 Friday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと23日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

展覧会チラシ(PDF)のダウンロードはここから↓
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf


今日は6月6日。
かわいいコックさんの絵描き歌では、雨がじゃーじゃー降ってくる日ですが、ここ信州は干ばつ続きです。
カタツムリ的には雨が欲しいところですが、梅雨前線はどこへ行っちゃったんでしょうか。


5/29の記事で紹介したアオミオカタニシに続いて、また沖縄のカタツムリを紹介しましょう。


図鑑で調べてみると、シュリケマイマイのようです。
カラの周囲を取り巻く、「毛」がステキ。

すごく気が小さいカタツムリのようで、これまでなかなか撮影させてくれませんでしたが、
今日はなんか機嫌が良かったようで、いろいろな表情を見せてくれました。
やはり6月6日だったからでしょうか。


このカタツムリですが、横からみるとスゴイんです。
ほらっ!

この薄さ!!


落ち葉の入った箱に入れてやると落ち葉と落ち葉の間に潜り込んでいきますので、この薄さはそういう生息環境に適応しているんじゃないかと思います。


長野県にもいる同じ仲間のオオケマイマイも、薄くて落ち葉色です。


この仲間みんな平たくて、その異形さに心引かれます。

異形なものに強く引かれるのは、コレクション癖があることの証拠かもしれませんねw
みなさんはどうでしょうか?


最後に、展示見に来てくれた方全員にお渡しする「でんでん占い」を紹介しましょう!
こんなのです!


中を開くと、カタツムリ占いが載ってます。
手作り感満載で、現在作成中!
欲しい方、興味ある方は、ぜひ展覧会場へ足をお運びください!!

(四方圭一郎)
2013.06.06 Thursday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと24日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

展覧会チラシ(PDF)のダウンロードはここから↓
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf


日本で一番大きなカタツムリはなんでしょうか。
*1によると四国のアワマイマイや長野県にもいるクロイワマイマイなどが最大種として書かれています。

以前、まだぜんぜんカタツムリについて知らなかった頃、山道を横断するこんなのを見つけました。


でっけ〜〜〜〜!!
長さが10cm以上あり、殻の径も5cm以上もあります。
大きさに驚き、とりあえず証拠写真だけは撮影しました。

今になってみれば、採集しなかったことにが悔やまれてなりません。
こんなサイズのマイマイ、簡単には採れませんよー。

これがクロイワマイマイです。


では、小さいカタツムリはなんでしょうか。
2mm以下の小型種は何種類かいるようですが、殻の巾が1mmない、ケシガイの仲間が最小なんじゃないかなと思います。


ちっ、ち〜さ〜い。
でも、ちゃんと触角もつぶらな眼もあって、撮影しているうちにどんどん動いていってしまいます。

図鑑*2をみると、ケシガイ類の中でもニホンケシガが最小のようです。
写真の種は、修行が足りないためニワカカタツムリ屋には種の判断はつきかねますが、展示のときまでにちゃんと調べておきたいと思います(調べるというより、師匠に聞くのですが・・・w)

どれくらい小さいか、スケールといっしょに撮影してみました。


こんくらいです。
殻の高さ約1.5mm、巾は0.7mmくらいでしょうか。
肉眼では、貝に見えません。

こんな小さなものを、膨大な落ち葉の中からよくみつけられるなーって思われるでしょう。
私もずっとそう思ってました。

しかし、カタツムリには採集場所のツボというものがあって、飯島國昭さんが「ココにいそうだよ」というと、こんな小さな貝が次々と見つかるのです。
さすがカタツムリ道50年の実力! スゴイですね〜。

反対にクロイワマイマイのような、山地性の大型種はなかなか狙って採れないそうです。
でかい方が見つからない・・・、面白いですね〜!

*1 大垣内宏「カタツムリの生活」築地書館
*2 東正雄「原色日本陸産貝類図鑑」保育社

(四方圭一郎)
2013.06.05 Wednesday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと25日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

展覧会チラシ(PDF)のダウンロードはここから↓
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf

 
カタツムリは、カメと並んで足の遅い生き物の代表選手です。
でも写真を撮っていると、意外に速く動いているように感じます。

例えばこんな時。


のわわわわ〜ん。
正面からアップで撮影していると、どんどん近づいてきます。

こんな感じで体も大触角ものび〜となっているときは、カタツムリ的全力疾走のときなのではないでしょうか。

どんどん近づいてくるクチベニマイマイ。
なかなかの迫力!


では、カタツムリは実際にどのくらいのスピードで歩いているのでしょうか?
大垣内宏(1997)「カタツムリの生活」築地書館に、計測データが載ってました。

それによると、這っている足場の条件やカタツムリの種類によっても変わるようですが、クチベニマイマイやイセノナミマイマイでは、時速2〜6mのスピードで歩くという結果だったようです。

それでは私も! と、飼育中のミスジマイマイさんにガラス板の上を這っていただきました。
大垣内さんの実験と同じく、20cmのラップタイムを計測すると・・・、

1回目:136秒
2回目:151秒

特に速い!というワケではなく、時速5m前後で、大河内さんの実験結果とほぼ同じでした。
どうやら大型のマイマイは、このくらいのスピードで歩いているようです。


そんなカタツムリの足の裏も見てみましょう。


足ないやん(^_^;)


貝ですからこの軟体部の裏側(?)が全部足なんですね。
ここの筋肉を波打たせるように動かして、前進していきます。
体から出す粘液は、潤滑油の役割を果たします。

足の裏の動く様子は動画で撮影しましたので、展示室内でご覧いただけると思います。
カタツムリの歩みは、ゆっくりなのかそれとも意外に速いのかは、その映像を見てご判断ください!

(四方圭一郎)
2013.06.04 Tuesday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと26日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

記事のタイトルをカウントダウン式にしてしまったので、1日ごとに減っていく数字になんだか自分自身が苦しめられている気分です・・・。

それはさておき、本日展覧会のチラシが完成しました!
わーパチパチパチ。



右の少年は伝田伝次郎くんといって、カタツムリをこよなく愛する小学校3年生です。
あだ名はデンデン。どうぞよろしく!!



裏面はこんな感じです。
みどころを公表したものの、資料がまだ十分でないものもあって、ちょっとドキドキです(^_^;)

今回の展覧会は、子どもたちや親子のみなさんに楽しんでもらいたいと思って企画してます。
チラシもそんな感じでデザインしてもらいました。

チラシをよく見たい方は、下記からPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
http://www.iida-museum.org/user/nature/exhibition/snail/flier.pdf

(四方圭一郎) 
2013.06.03 Monday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと27日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

今日の午後は講演会がありました。
講師は糞土師として名高い伊沢正名さんです! 
講演題目は「生態系の循環とのぐそ」。

キノコ写真家として著名な伊沢さんですが、現在は写真家の名を捨て、糞土師として全国各地を巡っていらっしゃいます。


その伊沢さんのお話に触発され、もっとあとで出そうと思っていたとっておきを紹介しましょう!
お題はもちろんウンチです!



まずこれは、枯れた植物体などを食べた野生のかたつむりウンチです。
ニョロニョロ構造の謎は、5月28日の記事で紹介したので、もうおわかりですね。
http://info.iida-museum.org/?eid=116

色はこげ茶色で、いかにもウンチです。


次はコレ。


鮮やかな黄色は、カボチャを食べたカタツムリのモノであります。
これも5月28日の記事のにょろーんにありますね。

カボチャを食べちゃったら害虫じゃん!
でも緑の皮の部分は残すので、野外ではほとんど食べることはないと思います。


さらにコレ。


濃いオレンジ色です!
カタツムリの大好きなニンジンです。
カロチンいっぱいで、健康カタツムリさんです。


もいっちょコレ。


次は緑です!
したてで撮りたてのモノです。

キレイですね〜、鮮やかですね~。
何を食べたんでしょうか。
答えはキャベツです。

納得でしょ。


じゃあ、最後です。


えっ・・・・(^_^;)
青いです。それも鮮やかな青!

絵の具で色つけたんじゃないですよ。
れっきとしたカタツムリのウンチです。
こんな色の野菜ってあったっけ?

さて、な〜んでしょうか?


答えは・・・、カタツムリ展に来ていただいて、自らご確認ください!!
(そういう落ちですか・・・。はいそうですw)


最後に、昨日届けていただいた良いもの。


羊毛で作ったカタツムリを、工芸作家のYさんが届けて下さいました。
ありがとうございました!

(四方圭一郎)
2013.06.02 Sunday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと28日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

今日採りたてのカタツムリを紹介しましょう。
この方です。



ヒダリマキゴマガイ
殻の長さが2mmほどの、とっても小さいカタツムリで、名前の通り殻が左巻です。
小さくてもどっこい生きてます!
小さくてもキレイでかわいいです!!

等倍まで撮れるマクロレンズに1.5倍のテレコンバーターを付けて、最大倍率で撮影してもこのサイズ(ノートリミング)。
同じ仲間のゴマガイを、ヒダリマキゴマガイと同じ倍率で撮影したものがコレ↓



でかいっ!
ゴマガイだって4mm以下の小型種なのに、でかく見えます!
こちらは右巻。


ヒダリマキゴマガイは、飯島國昭さんが陸貝にはまるきっかけになったカタツムリだそうです。
先輩だった(故)関川作楽先生からこの小さな貝を顕微鏡で見せてもらったとき、
「あまりの小ささと、殻の模様の見事さに魅せられた」 とおっしゃってました。
1966年、もう半世紀近く前のこと。

どんなことでも50年間情熱を持って続けるということは、手放しですごいことです。
50年の歳月をかけて、長野県内1400ヶ所で集められた10000点の「飯島國昭陸貝コレクション」。
一見の価値ありです!

(四方圭一郎)
2013.06.01 Saturday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと29日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

先日、以前から写真を撮ってみたいと思っていたカタツムリを捕まえることができました。
私が見つけたのではなく、同行していた大阪市立自然史博物館のMさんが見つけてくれたのですが・・・。



茶色くてずんぐりしてて、あんまりキレイではありません。
大きさはカラの巾が2cm弱で、まぁまぁのサイズ。

ちょっと横向きにしてみましょう。
よいしょっと!



これはカタツムリじゃなくて、ほらっ田んぼの中にいるアレじゃないですか!
誰かが水の中から出して放り投げたんじゃないの〜?

って思いませんでしたか?

当たらずも遠からず。この貝の名は、ヤマタニシといいます。
林床にすむれっきとした陸貝ですが、一般的なカタツムリと違いフタ付きの殻をもっています。

私も展示のためにカタツムリの本*1を読んで初めて知ったのですが、陸貝は大きく2つのグループに分かれるそうです。
一つは私たちが普通に親しんでいる眼が触角の先にあり、フタを持たない、いわゆるカタツムリのグループで、もう一つがヤマタニシのようにフタを持って、眼が触角の元にあるグループ。
「亜綱」*2のレベルで違うので、これはかなり違ったグループであるといえます。

昆虫のように形態がものすごく多様なものをやっている人間からみると、見た目は同じような貝なのに、亜綱レベルで違うということが感覚的には理解できません。
でも違うんでしょう。

  *1 日高敏隆監修「日本動物百科 7無脊椎動物」平凡社
  *2 分類の階層の一つ。上位から「界、門、綱、目、科、属、種」という順番で、「綱」と「目」の間に亜綱が位置する。


フタをもった仲間は、なんだかシャイな性格な種が多いのか、一度引っ込むとなかなか顔を出してくれません。
またちょっとした刺激ですぐ引っ込んでしまい、ヤマタニシは殻しか撮影できていません。
展覧会スタートまでにはか・な・ら・ず・や・・・!!!
カメラ片手に闘志をもやしはじめたところです。


さてさて、今日はこんなのがお目見えしました。
作ってもらっていた「きぐるみつむり」のプロトタイプ1号!!



さらに改良を重ね、展覧会中はコレを身につけた「カタツムリ人間」が展示室内に多数出現することでしょう! 
乞うご期待!!

(四方圭一郎)

2013.05.31 Friday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと30日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)


カタツムリ展ブログで、今日ご紹介するのはこれです。


緑色の地にギザギザでうねうねの模様が、たくさん付いています。
規則正しいようで、かといって法則性があるわけでなし。
キレイといえばキレイだけど、雑然としているといえばそうだし。


ではカメラを引いてみますね。
こんな場所にたっくさん付いてました。


人家の壁です。
沢に近く、湿度が高くて壁の下部にはコケ(?)が生えています。
そこに無数に付けられたうねうね模様。


もうなんだかおわかりでしょう。
付けたのはこのヒトたち


そうです。
カタツムリの「はみあと」だったんですね。
カタツムリやナメクジにとって、壁や看板、ガードレールなどに付着したコケ(?)は、大事なエサの一つのようで、そういう場所にはたいていこの「はみあと」がみられます。

カタツムリの口には歯舌(しぜつ)とよばれる歯があって、このようなコケを舐めとることができます。
歯舌については、また別の機会に紹介したいと思います。


上の写真は、クチベニマイマイです。
最初の写真のはみあとには、少なくとも2つの違う形がありますので、2種以上のカタツムリ(もしくはナメクジ)の食べた跡だと思われます。
この場所では、クチベニマイマイのほか、数種類の大型カタツムリやナメクジが見られました。


「なんでもかんでもカタツムリ!」 展スタートまで一ヶ月を切りました。
他の博物館からの借用資料もいくつか届きはじめました。
いよいよ資料の展示のしかたを具体的に考える時期に来ています。

(四方圭一郎)



2013.05.30 Thursday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと31日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

沖縄からもカタツムリがやって来ました!
取材で沖縄に行かれたYさんが、採集して届けて下さったものです。
ヤンバルマイマイ、シュリマイマイ、オキナワヤマタカマイマイ…。

中でもひときわ目を引いたのはこのヒト↓

アオミオカタニシ。
緑色なんです!触角長いんです!!目つぶらなんです!!!

この緑色は殻の色ではなく、体の色というから驚きです。
だから、死んでしまうと殻は半透明になってしまい、この緑色は標本では残せません。

ぜひうまく飼育して展示室でご披露したいのですが、沖縄のイキモノに詳しいSさんによると、どうも食べているものが特殊で、長期の飼育は難しいとのことでした。
うまく飼育できれば、展覧会最初の頃だけでも展示できるかもしれません。
みなさん、長生きするように願をかけておいて下さい。

(四方圭一郎)
2013.05.29 Wednesday | - | trackbacks(0)

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