カタツムリ展スタートまで、あと32日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

いま注目しているものにカタツムリのウンチがあります。
どんな生き物でも、エサを食べればウンチをします。
カタツムリだってもりもりウンチをするのですが、出会うのは水槽の底や壁に残されたモノばかり。
残されたモノは、みんなニョロニョロと折り曲げられて落ちているのが普通です。
こんな感じで↓




昨日、何気なく水槽を覗くと、「いま始めました!」というミスジマイマイと目が合いました。
しているところを見れば、ニョロニョロ構造の謎も解けるというものです!
さあさあ、みんなで見てみましょう!!


殻の入口付近にあるお尻の穴(以前にも書いたけど呼吸するところと隣り合わせ!)から、にょろ〜んと出てきました。
金魚のフンのように細長でヒモ状です。
黄色いのはカボチャをたくさん食べたからです。


にょろ〜んを、足を使って受け止めます。


受け止めた足で、器用に折りたたんでいきます。

たたみ終わって上から軽くプレスして、はい終了!

カタツムリのウンチがニョロニョロなのは、なんと自分の足で折りたたんでいたからなのでした!
このことは、以前写真家のYさんがブログで紹介されていましたので知ってはいましたが、自分で観察してみてあらためて納得。
にょろにょろウンチの謎は、こうして解けたのでした。


毎日カタツムリのことばかり考えて、飼育中のカタツムリと向き合っていると、どんどん愛着がわいてきます。
面白いなぁ、かわいいなぁ、こんな生き物をみなさんに楽しくみてもらいたいなぁって感じで・・・。
ウンチのことも絵本にならないかと奮闘中!
うまく完成したら、子どもたちに読み聞かせできるはず。頑張ります!

(四方圭一郎)
2013.05.28 Tuesday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと33日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

今回の展覧会は、飯田市のおとなり下條村在住の飯島國昭さんの陸貝・淡水貝のコレクションが、当館に寄贈されたことを記念しておこないます。

飯島さんが半世紀を費やして集められた標本点数は、約10000点!
この広い長野県を北から南まで精力的に歩かれ、全県をカバーしたコレクションは県内無二の存在です。
この長い年月をかけた地道な仕事によって、海のない長野県にも150種ほどの貝が生息していることが明らかになりました。

飯島さんからは、調査中に出会ったさまざまな珍エピソードもうかがっています。
研究の成果は、エピソードを交えながらおいおい紹介していきたいと思います。



さて、今日紹介するカタツムリはこのヒト。
オオギセルです。
このような縦長の巻き貝はキセルガイの仲間に多いのですが、オオギセルはその中の最大種!
日本のみならず世界最大のサイズを誇ります!!

生きた個体をぜひ展示してみたいと思い、飯島さんに案内してもらって探しに行きました。
落ち葉をかき、倒木をひっくり返してようやく見つかったオオギセル。
でっかいです!
殻の長さは45mmほどもあります(いまノギスで計ってみました!)。



大きいだけに、堂々たる風貌。
「なに撮ってるのや!」とでもいうような目力を感じます。
二枚目の写真の個体は、年をとっているのか殻も表面が削れて白化しており、いっそう迫力があると思いませんか?

オオギセルは、飯田市遠山地域で「山男の煙管」と呼ばれていたそうです。
ただ、現在では「煙管(きせる)」自体が身近でなくなってしまい、もしかしたら漢字も読めない人がいるかもしれません。

企画展ではキセルガイといっしょに煙管も展示したいと思っていますが、いまだ煙管が見つからず!
展示スタートまでに頑張って探したいと思っています。
2013.05.27 Monday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと34日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

今日はカタツムリの殻についてのお話し。
カタツムリの殻は炭酸カルシウムでできています。
小さいカタツムリは成長にしたがって、自分で殻をつくりながら大きくなっていきます。
カタツムリの殻にある細かいスジは、成長脈といって日々の成長をあらわしています。

さて、カタツムリも事故などのアクシデントで、殻の一部を破損してしまうことがあります。

このミスジマイマイは、採集してきたあと複数個体を高密度で置いておいたために、ほかの個体に殻の一部をナメとられてしまったようです。
気がついたときには大きな穴があいていました。

弱ったなぁと思いながら、この個体だけ別容器に収納して様子をみることに・・・。
一晩経って翌日、どうも殻の一部が再生しはじめているように見えます。
写真右側の白い部分がそうです。
よく観察してみますと、中でカタツムリが軟体部を盛んに動かしています。
これは面白い! っと思って、毎日写真を撮ることにしました。

上の写真から3日後、穴は完全にふさがりました。
殻の修復終了です。

カタツムリが壊れた自分の殻を治す能力を持っていること、四十ウン才になって初めて知りました。
新しいことを知ることは、いくつになっても楽しいことですね。

「なんでもかんでもカタツムリ!」展では、カタツムリのそんな「へぇー!」や「ほぉー!」を、わかりやすく紹介したいと思っています。
2013.05.26 Sunday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと35日!

 寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

飯田市のある伊那谷で、大型でもっとも身近なカタツムリといえばミスジマイマイでしょう。
先の記事で紹介したような小型種や変わった形の種ではなく、これぞデンデンムシ!というすがた形のカタツムリです。


ミスジの名のようにカラに黒い筋が3本の入ったものが多いんのですが、写真のような縞模様(火炎彩)になる個体も普通にみられるようです。

カラの入口付近にあいている穴がみえますか?
ここに呼吸口と肛門があります。
息をするところとウンチをするところが隣り合っているというのは、なかなか面白いですねー。

ウンチについても面白いことがたくさんあるのですが、それはまた別の機会に紹介したいと思います。

生きたカタツムリはとても表情豊かで、写真を撮っていて飽きません。
「なんぞ、ワタクシにようですかな?」とでも言いだしそうです。

足の下には、カタツムリの体を乾燥から守る透明の粘液がのびてます。
これを使ったコスメ商品もあって、最近ちまたで話題になっているそうです。
「なんでもかんでもカタツムリ!」展では、そんな「なんでも」を展示してみたいと思っています。

2013.05.25 Saturday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと36日!

 寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)

引き続き展示する予定のカタツムリさんたちの姿を紹介しましょう!
基本的に小型種が多いので、高倍率で撮影してます。
実物はかなり小さいです。



ウスカワマイマイ
もっともよく出会うカタツムリ。畑や庭でよく見かけます。
大人の親指のツメくらいのサイズ。
カタツムリはこれまであまりじっくり向き合ってこなかった生き物だけど、こうして撮影してみるとなかなか愛嬌があって、いいですね。



ゴマオカタニシ
カラのサイズが1.4mmほどの微小貝。
まったくこんな貝がよく見つかるものですが、産地では礫にくっついてたくさん見られました。
紅色でスジがあって美しい〜。



ムシオイガイの仲間
すごくシャイなお方で、ツノを出して歩き始めるまで数時間かかりました。
ちょっとした刺激ですぐにカラに引っ込みます。
つぶらな瞳がかわいいです。



タワラガイ
カラが米俵のようで、その名もタワラガイ。
お財布に入れておくとお金が貯まるという話もあるらしい・・・。
採集してきてから動き出すまで3日もかかりました。
これもかわいい。



ツバクロイワギセル
このカタツムリ、今回の展示の目玉の一つです。
この貝の学名はMundiphaedusa iijimakuniakii といいます。
そう、今回の企画展の副題についた「−飯島國昭コレクション−」の飯島國昭さんの名前がフルネームでついている貝なのですよ。
飯島さんが南アルプスの山中で発見したのは、新種の貝だったのです。
カラの長さは1cmくらい。礫斜面の落ち葉の中に低密度で生息しています。

展示のために飼育中のカタツムリが、どんどん増えつつあります!
展示終了まで元気でいてくれることを願ってます!!
2013.05.24 Friday | - | trackbacks(0)

カタツムリ展スタートまで、あと37日!

寄贈記念企画展「なんでもかんでもカタツムリ! −飯島國昭コレクション−」
会期:2013年6月29日(土)〜9月1日(日)


企画展「なんでもかんでもカタツムリ!」の開催まで1ヶ月ちょっと。

美博のインフォメーションブログを使って、企画展オープンまでの準備状況を、担当学芸員の力の続く限り紹介していきたいと思います。

まずは、展示室で展示するためにかき集めている、生きたカタツムリたちのかわいらしいお姿から。



ゴマガイ(ごまがいさん)
つぶらな瞳がかわいいと思いませんか? 
4mmほどの小型種ですが、カラの模様が美しい・・・。



オオケマイマイ
なんと殻に毛が生えているのです!! なかなか顔を出してくれず、撮影は苦労しました。
小学生のころ(ン十年前)に近所のお寺の裏山でであって、この異形さに心うばわれたことを思い出します。



ヒメギゼル
透けるような肌とはこんなヒトのことをいうのかな。
眼がかわいい。




ナメクジ チャコウラナメクジ
ナメクジは陸貝屋さんにも嫌われているそうな。写真に撮るとなかなか愛嬌があります。でもナメクジのネバネバスゴイですね。洗ってもなかなか取れない・・・。


担当学芸員は蛾が専門ですので、のカタツムリ知識は付け焼き刃ですが、なんとか楽しい展示に仕上げようと、日々努力しています!

2013.05.23 Thursday | - | trackbacks(0)

いよいよ明日から



明日から行なわれる展覧会の準備が整いました。
目玉は三十六歌仙の絵馬です。

ぜひお越しください。

特別陳列「愛宕稲荷神社の三十六歌仙絵馬と飯田町の文化」
(開催期間:平成24年3月2日〜4月14日)


 
2013.03.01 Friday | - | trackbacks(0)

満員御礼



長野県立歴史館と共同で開催した「信濃の歴史講座」。
今回のテーマは「善光寺信仰」でした。
会場が狭かったせいでもあるのですが、おかげさまで満員御礼でした。

寒い中お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。

 
2013.02.24 Sunday | イベントレポートtrackbacks(0)

プラネタリウムのリーフレットが100号に


88年の投影開始以来、各季節の新作ごとに作ってきたプラネタリウムのリーフレットが100号になりました。

記念すべき第一号はこちら。

 

当館プラネタリウムリーフレットのあゆみを振り返ってみましょう。

2012.12.28 Friday | 今日の美博trackbacks(0)

スピノサウルスが常設になりました

大恐竜展で人気だったスピノサウルスの模型が常設になりました!



骨格標本の模型も、あらためて間近からみると大迫力です。



紅葉もきれいになってきました。



スピノサウルスも紅葉をながめているところ!?

プラネタリウムで投影中のダイナソーDXは、11月30日まで!
恐竜をCGで描く迫力のドーム映像が楽しめます。

プラネタリウムの案内はこちら

平日、祝休日とも、夕方4時から投影しています。
夏よりも空いているので、良い席で見られますよ!

お見逃しなく!

新しい美術の展示もはじまっています、こちらもあわせて、秋の美博にぜひお出でください。

正宗得三郎展のご案内はこちら

長野県二紀展のご案内はこちら



2012.11.07 Wednesday | お知らせtrackbacks(0)

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